満開の花嫁

白い羽根 ふわふわ舞えば

今日は記念日

 

リズムを刻む胸が踊り出す朝のこと

いつも通り目覚めていつもと違う雰囲気で

リップを重ねる手が少しだけ震えてる

そわそわと急ぐ足元 どうしても止まらない

 

白い椅子に腰をかけて喉は少しだけ窮屈で

目元がちょっと赤い なんてたって私は花嫁

 

夢が叶う瞬間にあなたはどんな顔をするのか

迷わない真っ直ぐな声で誓うの永遠の愛を

きっとこれからも辛いことが悲しいことがあるけれど

それ以上にもっと楽しいことが待っているから二人で行こう

 

ベールをまとう姿 笑顔固くないかな 

今までお世話になってこれからもお世話になって 

一番見せたい人 少し恥ずかしいかな 

矛盾が重なる心情 どっちかな分からない 

 

開く扉に目をそらし 手を叩く音に抱かれ 

既に熱い何かが拭ってったって

込み上げていく 

 

ベルが鳴り響く教会に 迎えに来てくれるあなたの声

どうしようもなく震えた声で 

情けないな照れ隠し 

どうせこれからもくだらないこと 

しょうもない喧嘩もあるけれど 

それ以上に深められたならきっともっと強くなれる 

 

感覚がないな まだ少し信じきれない 

でも心は確かにとても嬉しくて 

 

きっとかなう

夢がかなう瞬間に私はきっと涙流して

決して悲しくはないはずで

決して悔しくもなくて

一番見せたい顔 どうして準備してたはずなのに

もう少しだけごめん待ってて 

とっておきのを見せてあげる 

今日は記念日だから