改進撃は止まらない

潮風を受けて

なびく桃の花

馴染まない服で

頬を拭う

 

時は満ちた まさかこれが君か

見つかる旋律に耳を澄まし

とうに始まったって風潮がいつから本当のことに

なのに快進撃は止まらない!

 

簡単なシナリオだって

金輪際もう無くなったって

周り見えなくなって

君ならどうする

悲惨な未来だって

仲間の叫びだって

見つからないまま

 

救助の狼煙が空を染めてく

戻らなきゃいけない紅い歌を

 

声は枯れた つまりここはどこだ

シグナルに刻まれた孤独の書

もしや絡まったって吹聴か

なおさら引き返せない

ここで快進撃は止めらんない!

 

壮大なシナリオだって

膨大な放物線だって

周りがいなくなって

君ならどうする

無残な悲劇だって

浮かんだ鉄塊だって

もう戻らないなら

 

止まる息を 眺め泣いた音を

終わりは責めたりなんかはしない

ここで始まったって惨状が

ことさら悲を飲み込む

君の快進撃は止まらない!

 

最大の後悔だって

数十倍の見解だって

巻き戻すため君ならどうする

寛大な情報だって

十数回の撤退だって

もう果たせないなら