能代の憂鬱

光を背に眠りにつく 針は7を指し続く

小さくそれを刻む音が徐々に大きくなる

 

クシャクシャにした紙のよう シワつくベッドに横たわる

うつ伏せの少女は待ち焦がれて

暗い部屋を温かい光が飲み込んでく

ふわりふわり心を照らす

 

依存してたのは私の方だった

隠してた想いの裏に

 

コンパクトな憂鬱日記 「あなたがいない」それで終わりです

たった数日間の航海も退屈を生み出してしまう

今日くらいはいいかな もう少しだけ目を閉じて

涙拭う 跡付かぬように

 

果てなく続く深い青 あなたの元へと続いてく

触れたとしても今は冷たいだけ

座り込んで遠くを見やる 2つに分ける海平線

雲ひとつない晴天です

 

既存のハーモニー 心揺さぶられて

誤魔化して時を待つんです

 

ノンフィクション憂鬱日記 「寂しいの」正直に綴る

たった一言の後悔が容赦なく現実(いま)を叩きつける

これくらいでいいかな あと少しだけ待つからさ

早く帰ってきてね愛し姉よ

 

依存してたのは私の方だった

隠してた想いの裏に

 

ダイレクトな憂鬱日誌 「つらいよ」涙滲む

ボロボロの机に転がる鉛筆と軋む椅子

我慢しなくていいかな もう少しも待てないから

抱きしめておかえりが言いたいかな