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名港海域お疲れ様でした & 今後の予定と次の新作の話

 本日、ポートメッセ名古屋にて即売会が行われた。

メインは名華祭という東方のオンリーイベント。そのサブとして艦これオンリー「名港海域出撃開始4戦目」が行われた。

多数の人間がこの文面だけを見て、昨今の事情党を含めて少しだけ辛酸を舐めるような顔をするだろう。

その辺りは皆、弁えている。長い期間に渡っての対策や運用方法の洗練等、イベントの運営さんはオーバースペックな熱意を武器に戦ってくださったのだ。そして我々も、個々にして出来うる限りの対策を尽くした。それを前提として今回のブログを書き進む。

これ関係の話は最初の6行で仕舞い込んでしまう。

 

さて、およそ2年ぶりの即売会だ。ラストは2018冬コミ。

時間が経てばスケールがでかくなるなんて一概に言えた物ではないが、なんか、すごいのができた。たまげた。

まぁ、とんでもないものが出来たのでイベントに持っていくしかない。つまるところ、それが参加理由だ。

 

ただし久々にも錆がついてしまっていたので、手際は衰えてはいなかった。

むしろ今までよりも遥かに円滑に動いた気がする。

そんなことはいい。

 

会場に来てくれた皆にはとても感謝しているし、勿論来れなかった人の為にもいろいろな方法で全国にばらまく手段を用意している。

Amazonで行われてる雑な転売など買わんでも、きっちりと手元の端末に届けられるよう努力しているのだ。

ご挨拶はこんなところでいいだろう。次から本題。

今回の新作について

何度もいうがすごいのができた。久々にざくっと解説をする。

 

・虹

初回限定版のみ収録の曲。ありがちな爽やかポップだ。

まあ色々あるけど、まあなんとかなるって。かなり客観的に人ごとのように書いた物だが、ぶっちゃけこれが本音だ。

創作者は現実でなくても無限にフィールドを広げられるんだから、世界が明るくなるまではひたすら新しい世界を作れば良い。

即売会や創作者への応援歌という名目で作ったが、目線は君の好きな何かだ。解釈は自由に任せる。

 

・酒と勝利と朝焼けの海

めぐる君が作詞してくれた。かなり久々に私が曲を書いてからの作詞依頼となる。

ド直球に世界観を広げるこの歌詞のスタイルが最高だ。

調声は酒焼け声をイメージした。

 

・96bit spark

少し前にデモで出したらわりと反応があって良かった。でも皆曲名の読み方間違えてるよ。

のびやかなBメロを書きたかったのと、サビ前でギターソロに入るスタイルを作りたかったのでやった。

途中の4拍の刻みをどうするかめちゃくちゃに悩んだが、時計の音に帰結した。

 

・如月の憂鬱

ジャズいいね。ドラムの繊細さと時々入る雑さでドギマギを表現した。

こういったスタイルでの進行がいまいち掴めなくて、結局はsus4系を多く入れた形になった。

サックスソロいいでしょ。

 

・おはようの歌

今作のクラシック枠。久々の1部編成とコーダのみの曲だ。

こういうシンプルなのが一番好きだ。前半に激し目の曲が多いので今回は早めにスローテンポのインターバルを設けた。

 

・S to Sいっぱいのありがとう

こちらもめぐる君作詞。相変わらずええもん書くなあ。

ひとつの絵本というか、本を読んでるイメージで作った。ちょっとだけフランスとかお洒落な通りを線画で記した背景を意識してる。

クリーンなギターのリフを軸に展開する様子はページをめくり進むような、はたまたちょっとずつ歯車を回すような、そんな雰囲気だ。

コーラスの感じとか作ってて楽しかった。

 

・満開の花嫁

アニソンを意識した作り方をした。いうまでもなく良い曲。

 

・卯月の憂鬱

C7sus4を軸に展開するリフ。Aメロは2つのマイナーコードで時間経過を示唆して、Bメロで一気に畳み掛ける。

サビで一瞬下属転調が入るのが最高にトリッキーで良い。

 

・山風はチョコミン党!

ええもんできた。いろいろなところで音源公開してるから聴いて。

 

・Grazie Grecale!

これも良い感じだ。エスニックなリフで始まるが、蓋を開けるとメジャーロックな雰囲気に包まれる。

ギターの刻み方が良いね。

 

・桜の影が散ったそのあとで

今回が一応シリーズ最終作品って感じなので、全体の締め的な感じで作った。

今まで6年分の曲すべての要素を詰め込んであるので頑張って探して欲しい。

次の新作

気が早いが、次回は冬にミニアルバムとフルアルバムを出す。

詳細は後日にはなるが、またとんでもないものができる。こちらもよろしく。

 

途中で面倒になって雑なブログになったが、

まあいつも通りに私は生きているってことだ。今後ともよろしく。