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新しいようで懐かしい、新しいやつが出ます。

前回の更新から春が開けて、夏が過ぎて秋に差し掛かっている。

何か面白い話でも。と思ったが、如何せん見出しになるような事柄が多過ぎてまとめようがない。

とにかく、仕事に勉学に旅行に、と充実した生活をしてきたつもりだ。

私の経歴に興味のある物好きはここを見ればいいし、私の日常に興味のある人間はTwitterでもみてくれればいい。夏の旅についてはここを見てもらうのもいいかもしれない。

Tri-Angle

そういえば、これの話をここでしていなかった。指示語が多いな。

今夏が終わりを告げようとしている頃、多大な爪痕を残した台風とともに新しい作品を出してみた。中身はここで。

 

久々にオリジナル方面でガッツリとしたアルバムを作った。面倒ごとが起きるのは面倒だが、他も色々と面倒なのでフリーにしといた。暇な人は聴いてみるといい。

いつもこんなことを言っているが、今回が音作りのベストなところを突けている。音場的Gスポット。耽美で官能的な響きを欲するくらいには自分なりの納得できる領域へ入り込めたのかもしれない。

この小さな三角形の中には自分のバックアップ的な意味も込めた音や言葉を詰めたつもりだ。作っていてとても懐かしい匂いを感じさせてくれたし、これから見えてくる様々なビジョンへ到達するための鍵も与えてくれた。きっと中身は君にとっては怠惰で、意味の分からないものかもしれない。でも、例えば誰か特定の1人を狙い撃ちするためのそれを書いていたとしたら君はどう感じるだろうか。

頂点にはまだ何もないし、今この瞬間生まれるかもしれない。左端には自分の求めている声が隠れているかもしれないし、右端には曝け出したいのに隠し続ける本音の言い訳が隠れているのかもしれない。

 

特別な感情を持つのであればその都度文字を起こせばいいし、その時の高揚感を思い出すためのトリガーにすればいい。それを忘れた頃に音を付け加えて、まるで自分の過去を自分自身の手で知った風に語ってやればいいだけ。くだらない考察は抜きにしよう。流れに身をまかせるくらいでちょうどいい。

Re桜の影が散る頃に

元の元を辿ると、もう3年半前になるらしい。きっとあの頃には想像もつかないような景色を今は見れている。それには感謝の言葉しかない。

 

さて、私の原点とも言える作品"桜の影が散る頃に"がリニューアルする。来月の4日、名古屋のイベントでお披露目だ。

前回の作品内容に加えて、いくつか続編やベストアルバムからも曲を持ってきている。こいつもベスト的な存在になる。一体いくつベストを作れば気がすむのかと問われれば、答えあぐねてしまうだろうが。まぁ、それも私らしさを出した結果ということにしてほしい。

 

中身は全てブラッシュアップした。ミキシングも当初とはかなり技量も変わっていて、かなり聞き応えのある一枚になったと思う。あまり詳しく書き過ぎても楽しみがすり減ってしまうので、今回はなるべく口を閉ざしておこう。

古い言い方だが、答えは君自身が見つけに行けばいい。私の作るものは全て、細分化したフォルダのどこかではなく、なるべく大きな視点で見た時の上位ポジションに置いてるつもりだ。これは私のことだろうか、もしかして誰かのことだろうか、と適当に解釈してくれればいい。多分間違ってないから。

 

自己中心的な被害妄想の中に当てはめて見てほしい。そこからどうやって蹴り出してやろうか、追い出してやろうかを考えながら作り続けている。今日も私は君を裏切るためだけに創作を続けているし、止めることはない。お楽しみに。

長々とひたすら同じことを様々な視点で書いてきたが、これが私らしさだと自負している。これからもこんな感じだし、悪びれる様子もない。

君がそれを欲しがらないのなら私はもう手を出さないだろう。ただし、私がそれを求めるために、新しい大地へ足を踏み込んでも君は怒る義務もない。知ったことかと跳ね返してやろう。離れることを拒絶するのなら手を差し出すが、その手がすでに別の誰かに差し出されている可能性も忘れてはいけない。どう解釈しようが自由だ。

もう少しだけ長い船旅が続く。秋が開けると再び新しい音が鳴り出すのかもしれない。もしかしたら、そこで鳴るはずのメロディは既に私の手元にあるのかもしれない。この旅は無限大だ。乗組員はいくらでも集まってくれて構わない。新しい景色を見に行こう。